品質保証は、合意した品質を満たすシステムを完成させるために、開発手順、確認方法、判定基準を定めて継続的に確かめる取り組みです。完成後に不具合を探すだけではなく、設計内容の確認、プログラムの相互確認、テスト結果の記録、不具合の再発防止なども含みます。発注者は「十分な品質」という曖昧な表現で済ませず、次の点を確認することが重要です。

  • どの段階で、誰が、何を確認するか
  • 合格と判断する基準は何か
  • 不具合の重要度をどう分け、どこまで修正するか
  • 品質に関する記録が成果物に含まれるか

確認作業を増やすほど費用や期間も増えるため、重要な機能や障害時の影響を踏まえて確認範囲を決めます。見積もりでは、テストや修正だけでなく、確認会議、記録作成、再確認の工数が含まれているかにも注意が必要です。