データ移行とは、現在のシステムや表計算ファイルなどに蓄積された情報を、新しいシステムで使える形に整えて移す作業です。発注者にとって重要なのは、単なるコピーではなく、古い表記の統一、重複や欠けた情報の処理、新旧項目の対応付け、移行結果の確認まで必要になる点です。見積書では移行が「別途」または対象外になっていることもあるため、対象データの種類・件数・保存年数、画像や添付ファイルの有無、移行回数、作業担当、確認方法を明確にします。また、本番切替中に業務を止められる時間、直前まで更新されたデータの扱い、失敗時に元へ戻す方法も確認が必要です。元データの状態によって費用と期間が大きく変わるため、早い段階でサンプルを渡し、試行移行と利用部門による照合を見積もりに含めてもらうと安全です。