概念実証(PoC)とは、新しい技術や企画が実現可能かを、本格開発の前に小さな範囲で試して確かめる取り組みです。

AIによる判定精度、外部サービスとの接続可否、処理速度など、不確実性が高い部分の検証に向いています。ただし、PoCで動いた試作品が、そのまま利用者向けの完成システムになるとは限りません。見積もりでは、検証する仮説、成功と判断する数値や条件、使用するデータ、実施期間、報告内容を明確にし、本格開発の費用と分けて確認します。また、試作したプログラムを本番でも使うのか、作り直すのかによって、その後の費用と期間が変わります。期待した結果が出なかった場合の終了条件や再検証の扱い、作成物の権利、機密データの削除方法まで事前に合意しておくことが重要です。